大ヒットコナン新作映画!予備知識やあらすじ【100万ドルの五稜星】

100万ドルの五稜星キャッチアップ 漫画・アニメ

今年で連載開始から30周年を迎えた人気漫画アニメ『名探偵コナン』。今年も劇場版27作品目となる「100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が公開されました。

4月12日の全国公開からわずか3週間ほどで興行収入100億突破を叶えるほどのヒットぶりに、作品ファンではない人達も気になっているでしょう。

この記事ではコナン新作映画「100万ドルの五稜星」を観るにあたって知っておきたい予備知識や登場人物について、あらすじと併せて解説していきます。

【改めて】名探偵コナンのあらすじ

名探偵コナンの劇場版では、あらすじや登場人物について簡潔にまとめられた紹介ムービーが冒頭で流れるので、原作を詳しく知らない方も作品を楽しめるのがポイントです。

下記の3点だけを理解していれば、ひとまず大丈夫でしょう。

・江戸川コナンは高校生探偵工藤新一が謎の組織により幼児化された姿
・生きていることを隠すために、正体を知っているのはごくわずかな人間のみ
・組織の情報を探るために父親が探偵をしている幼馴染の毛利蘭の家に居候をしている

劇場版最新作【100万ドルの五稜星】あらすじ

今回の舞台は北海道函館、新撰組鬼の副長と呼ばれた土方歳三にまつわる日本刀と、あるお宝を巡って事件が勃発します。物語を大きく動かすのは武器商人を名乗る日系アメリカ人、土方歳三を崇拝していた初代当主を持つ近江財閥、そして日本刀を狙うという予告を出した怪盗キッドです。

そして怪盗キッドにある因縁があるらしい西の高校生服部平次もそこに参戦、また今回が劇場版初登場となる沖田総司も加わります。

100万ドルの五稜星は過去最高のスタートダッシュ

100万ドルの五稜星は、4月12日に公開されてから僅か3日間で興行収入33億5249万円を記録、そして5月3日には100億円を突破しました。

現在(5月7日時点)で120億円を突破しており、過去最高の勢いに注目集まっています。

過去作では2023年公開の黒鉄の魚影が公開24日で作品初の興行収入100億円を突破しているため、2作連続かつ前作を上回るスピードでの100億円突破が話題となりました。

100万ドルの五稜星を前に知っておきたい各キャラクターと関係性

ここでは100万ドルの五稜星を観るにあたって知っておきたい、今回の作品で重要な役割を果たす主要キャラクターを、主人公コナンとの関係性と併せて解説していきます。

コナンの正体を知っている2人

今回の作品100万ドルの五稜星で大きく活躍する服部平次と怪盗キッドは、コナンの正体を知っている貴重な存在です。

服部平次

服部平次は大阪の私立改方学園高等部に通う、そこそこ名の通った西の高校生探偵

同じく高校生探偵として東京を中心に大活躍していた『東の高校生』である工藤新一(コナン)に対して当初は強いライバル意識を抱えていましたが、今では親友同士です。

父親は大阪府警本部長の服部平蔵(はっとり へいぞう)ですが、周囲から警視監の息子として見られることを嫌っているため、本人自らその権力や名前を利用することはありません。

コナンの正体についてはアニメ57話58話の『ホームズ・フリーク殺人事件』でバレており、それからはコナンにとって良い協力者の1人です。

【服部平次重要回】
・アニメ48話~49話『外交官殺人事件』
・アニメ57話~58話『ホームズ・フリーク殺人事件』
【和葉との関係性がよく分かる回】
・アニメ118話『浪速の連続殺人事件』
・アニメ222話~224話『そして人魚はいなくなった』
・アニメ983話~984話『キッドVS高明 狙われた唇』

幼馴染遠山和葉(とおやま かずは)とのラブコメは必見です。今回の映画を楽しむためにも是非履修しておきましょう!

怪盗キッド

怪盗キッドは世界各国のビッグジュエルを狙う、神出鬼没の大怪盗

怪盗ではありますが、整った顔立ちと白で統一されたスマートな姿で鮮やかに登場し魔法のように宝石を奪っていく様子から、多くのファンを持つアイドルのような存在です。

そんな大怪盗ですが、中身は黒羽快人(くろば かいと)というマジックが特技の男子高校生です。怪盗をやっている理由は、初代怪盗キッドである亡き父黒羽盗一(くろば とういち)の死の真相を知るために自ら跡を継いでいます。

そんな怪盗キッドはコナンの正体に気付いており、互いを好敵手と認めています。キッドがコナンの正体に気付く一連の流れは劇場版3作目『世紀末の魔術師』で描かれています

【怪盗キッド重要回】
・アニメ76話『コナンVS怪盗キッド』
・アニメ356話『怪盗キッドの怪異空中歩行』
・アニメ983話~984話『キッドVS高明 狙われた唇』
・劇場版『世紀末の魔術師』

時間があれば怪盗キッドもとい黒羽快人が主人公のアニメ『まじっく快斗』も履修しておくと良いでしょう。名探偵コナンとは完全別作品になるので、よりキッドについて知ることが出来ます。

知っていれば作品をより楽しめるキャラクター達

今回の作品をより楽しむために、是非知っていて欲しいキャラクター達を紹介します。

遠山和葉(とおやま かずは)

遠山和葉は服部平次の幼馴染であり、彼と同じ大阪私立改方学園高等部2年の女子高生。

父親は大阪府警刑事部長の遠山銀司(とおやま ぎんしろう)で、服部平次の父親である服部平蔵とは幼馴染で親友のような関係性です。

明るくはつらつとした元気な性格で、毛利蘭やその親友である鈴木園子(すずき そのこ)ともすぐに仲良くなりました。

服部平次に対して長年恋心を抱いています

【遠山和葉 初登場回】
・アニメ118話『浪速の連続殺人事件』

大岡紅葉(おおおか もみじ)

大岡紅葉は京都泉心高校に通う、服部平次に幼い頃から片思いをしている女子高生。また競技かるた百人一首において、チャンピオンとなった経歴を持つほどの腕前です。

実家が財閥である彼女はお嬢様気質で強かな性格をしており、献身的に働く執事・伊織 無我(いおり むが)が常に傍に居ます。

未来の旦那と呼ぶ服部平次の幼馴染である遠山和葉に強いライバル意識を抱いており、普段から強気で高圧的な態度を取っています。

【大岡紅葉重要回】
劇場版『から紅の恋歌』

沖田総司(おきた そうし)

沖田総司は大岡紅葉と同じ京都泉心高校に通う剣道部員で、剣道において服部平次をライバル視する男子高校生。実在した新撰組沖田総司(おきた そうじ)の子孫、6代目という設定になっています。

元々は作者の他作品「YAIBA」のキャラクターとして生まれており、そのためコナンの方での登場回数はそう多くはありません。

工藤新一や服部平次とは違い推理力には長けておらず、一般的な明るく少々お調子者の男子高校生です。

【沖田総司重要回】
アニメ263話『大阪ダブルミステリー 浪花剣士と太閤の城』

注目ポイント!キッドと新一がそっくり…?

名探偵コナンを観たことがある人は必ず1度は思ったことがあるでしょう。

怪盗キッドもとい黒羽快人と工藤新一は、顔がそっくりなんです。また両キャラクターとも声優を務めているのは山口勝平さんで、声や話し方まで瓜二つなことで知られています。

しかし作品内でこのことについて言及されたことは1度も無いため、「たまたま似ているだけなのか」「元は別作品故だからなのか」「双子なのでは」といった様々な憶測がされてきました。

作者である青山剛昌は、2人が似ていることについて過去に「しっかりとした理由がある」と言及しています。

まとめ

名探偵コナンの劇場版27作目『100万ドルの五稜星』は、公開から僅か22日間で興行収入100億円を突破するほどのヒットぶりです。

予備知識や登場人物についてよく理解することで、より作品を楽しみましょう。

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