沖縄観光オススメ城跡3選!!世界遺産から学ぶ歴史と綺麗な景色

沖縄観光

国内の旅行先として人気の沖縄県、多くある観光スポットの中でも今回オススメしたいのは、ずばり城跡(グスク)巡りです。

琉球王国として一時代を築いた沖縄県、本州にある城跡とは一味違った特徴や歴史を持ちます。勉強になりながらも壮大な景色を楽しめる沖縄の城跡は観光にうってつけですが、その数は沖縄本島だけでも200近くあります。「いったいどの城跡が観光に適しているのか?」「どこが有名なのか?」知らない方もきっと多いでしょう。

そこで今回は沖縄県在住の筆者がオススメする沖縄県内の城跡トップ3をご紹介していきます。

沖縄には世界的に評価された城跡(グスク)が多い

そもそも城跡とは何なのか、県外の城とは何が違うのか、なぜ世界遺産に登録されて世界的に評価されているのか、ここでは城跡(グスク)に関する基本的な情報を説明していきます。

事前情報を頭に入れておくことで、感じ方や見方が大きく変わってくるはずです。この後にさっそくランキングを紹介していくので、是非ここで基本知識を学んだうえでランキングをご覧ください。

城跡(グスク)ってなに?沖縄は3つの王国に分かれていた?

沖縄でグスクと呼ばれる城跡は、本土の城とはまた違った性質や雰囲気、歴史を持っています。

沖縄が琉球王国という一つの王国だったことは有名ですが、それ以前は南山、中山、北山と3つの小国が対立していた三山時代が存在していたことはご存知でしょうか。各国が勢力争いに励む際、それぞれの王や権力者が生活の拠点そして軍事拠点として作られたものがグスクです。

グスクのほとんどが建物としての建造物は残っておらず、周りを囲んでいた城壁が跡地としてのメインとなります。石垣が積み上げられて出来上がったそれはかなりの精密さで、その技術は世界的に評価されています。

筆者
筆者

琉球王国だったことは知っていても、その更に昔は3つの国に分かれていたことを知っている人は少ないんじゃないかと思います!

沖縄のグスクが世界遺産に

首里城跡を始めとする9カ所の歴史的建造物が、『琉球王国のグスク及び関連遺産群』という1つの世界遺産に登録されています。

世界遺産登録となった経緯や根拠としては大きく分けて以下3つの理由です。

①琉球王国は日本・中国・朝鮮半島・東南アジアとの交流があったことを示している
②琉球王国が独自に発展を遂げ繁栄していたことを示している
③古くから残る建造物に自然や先祖への祈り想いを捧げる神聖な場所として大切に守られている

2019年、首里城は原因不明の火災により正殿を含む複数の建物、そしてそこに保管されていた多くの工芸品が消失、地元の人達は大きな悲しみと喪失感に襲われました。琉球時代の歴史や人々の想いが込められた建物は、それほど沖縄の人達にとって大切な場所なのです。

筆者
筆者

小さな島国なのに、自分たちだけで発展を遂げていたのは凄いですよね。

観光におすすめの沖縄の城跡3選!!

それではさっそく、沖縄在住の筆者が選ぶ、観光におすすめの城跡3選をご紹介していきます!

中城城跡(なかぐすくじょうせき)

中城城跡から見える海の景色
撮影:筆者

この記事でオススメする城跡1カ所目は、中城村にある中城城跡です。

沖縄ではかなり知られた歴史的人物、按司として権力を持ちながら築城家としても認められていた護佐丸(ごさまる)が王命によって移り住み、更に増築まで手掛けた城跡です。

中城城跡は先程説明した琉球王国のグスク及び関連遺産群の1つとして世界遺産に登録、そして国指定史跡日本の100名城にも指定されています。

中城城跡の魅力である、地形を上手く利用した曲線状の美しい城壁は、近くで見れば見るほど圧巻な存在感です。1853年にはあのペリー艦隊が来航し中城城を調査し、図面や絵図にその時の状況を記録、日本遠征記には中城城の巧妙な造りを賞賛した言葉が残されています。

また標高が高い場所に位置しているため、それぞれの方角から違った景色を一望することができます。晴れた日には鮮やかな青が広がる中城湾の空と海を見渡せることができるので、写真映えにもピッタリですね。

筆者
筆者

とにかく景色が綺麗でした…!どこまでも続く空と海が綺麗で、これだけで満足度高いです。個人的には、景色だけで言うならここが1番かもしれません。

【営業時間】8:30~17:00
【料金】大人:400円 中高生:300円 小学生:200円
(20名以上の団体利用なら各マイナス100円、保護者同伴の未就学児は無料)
【休業日】年中無休
【電話番号】:098-935-5719
【住所】沖縄県中頭郡中城村字泊1258番地
【駐車場】有
公式HP

【中城城跡周辺のオススメスポット】
・国指定重要文化財中村家住宅
・成田山福泉寺
・我部祖河食堂(中城店)

中城城跡の石畳
撮影:筆者
中城城跡と空
撮影:筆者

今帰仁城跡(なきじんじょうせき)

今帰仁城跡と水平線
撮影:筆者

オススメ城跡2カ所目は、同じく『琉球王国のグスク及び関連遺産群』『日本の100名城』に登録されている今帰仁城跡です。

沖縄が琉球王国となる前、北山王国の王が居城としていたのがこの今帰仁城です。中山により統一されて琉球王国となってからは、王府から派遣で来た役人が住まいとして使っていました。沖縄の歴史上でかなり大きな役割を果たしてきた城跡です。

その面積は首里城に並ぶ4ヘクタールという広さで、城壁内に足を踏み入れれば辺り一面に広がる青い空と整えられた草原が圧巻の景色です。

周囲を木々に囲まれながらもすぐに一面を見渡せるよう高く盛り上がった城壁、そこから周囲に目を向ければ当時の人々が見た景色を想像できるような気がしてきます。そうして敵を警戒することに優れているのに対し、曲線を描きながら造られた城壁のおかげで敵が攻めてくることも困難なことから、今帰仁城は『難攻不落』と称されることも多いです。

筆者
筆者

各エリアが当時どう利用されていたのかの記録とその名残が明確に残っているので、情報を踏まえたうえで散策するとより当時の光景が想像できて面白かったです。

また、1月から2月にかけては寒緋桜が咲き誇り、本州の淡いピンク色のものとは違ってパキッとした濃いピンク色が魅力的な桜が咲いている様子を敷地内で楽しむことができます。その時期には『今帰仁グスク桜まつり』が開催されており、夜18時から21時には綺麗なライトアップが施された夜桜も見ることができます。夜の今帰仁城跡を近くで見れる機会もそうないので、この時期に合わせて訪れるとより良いかもしれないですね。

筆者
筆者

今帰仁城跡についてより詳しく知りたければこちら!!世界遺産の今帰仁城跡!入場料や営業時間、魅力や歴史を紹介

【営業時間】通常期間(1~4月、9~12月)8:00~18:00
      夏季延長期間(5月~8月)8:00~19:00
【料金】大人:650円 中高生:450円 小学生以下無料
(10名以上の団体利用なら大人480円、中高生360円)
【休業日】年中無休
【電話番号】0980-56-4400
【住所】〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
【駐車場】有
公式HP

【今帰仁城跡周辺のオススメスポット】
・備瀬のフクギ並木
・今帰仁そば
・今帰仁の駅そ~れ

今帰仁城跡
撮影:筆者

勝連城跡(かつれんじょうあと)

勝連城跡外観
撮影:筆者

最後にオススメする沖縄の城跡は、うるま市にある勝連城跡です。『琉球王国のグスク及び関連遺産群』『国指定の文化財』『続日本の100名城』に登録されています。

沖縄にある多くの城跡の中で最古の城と言われており、その歴史は12世紀頃からだと言われています。しかし建築初期の情報がほとんど無く、正確に語り継がれているのは当時の勝連按司が14世紀初期に今の規模まで増築したという歴史からになります。

勝連城の最後の城主とされる阿麻和利(あまわり)は、沖縄の歴史上の人物としては最も有名だと言っても過言ではない存在です。彼にまつわる伝説は多く、その生き様に関してもいくつかの仮説があります。勝連城跡の傍にあるあまわりパークの資料館には多くの資料や出土品が展示されており、特にライブシアターエリアで観られる阿麻和利ドラマは必見です。ここである程度の情報を知っておくことで、より鮮明にその時代を想像しながら城跡を楽しむことができるでしょう。

筆者
筆者

実は阿麻和利の奥さんである百度踏揚(ももとふみあがり)は琉球史上最も悲劇な人生を送った王女だとも言わていて、なかなかのドラマです。知れば知るほど濃い関係図が広がる阿麻和利、護佐丸、王府の歴史は学びがいがあるでしょう。

筆者
筆者

勝連城跡についてより詳しく知りたければこちら!!「世界遺産の勝連城跡!入場料や営業時間、魅力や歴史を紹介

【営業時間】9:00~18:00
【料金】高校生以上:600円 中学生以下:400円 6歳未満無料 ※常設展の閲覧含む
(20名以上の団体利用なら高校生以上480円、中学生以下320円)
【休業日】年中無休
【電話番号】098-978-2033
【住所】〒904-2311 沖縄県うるま市勝連南風原3807-2
【駐車場】有

【勝連城跡周のオススメスポット】
・東南植物楽園
鍾乳洞CAVE OKINAWA
・シルミチュー

勝連城跡と海
撮影:筆者
勝連城跡と海
撮影:筆者

城跡は地元の人にとって大切で神聖な場所、マナーを守って楽しもう

沖縄には多くの城跡がありますが、観光地として県外の人達に人気の場所であると同時に地元の人達にとっては多くの想いや歴史が込められた大切な場所です。自然災害や沖縄戦をも乗り越えながら、長年に渡り慎重に守られてきました。

城跡に訪れる際は、最低限のマナーや常識を守ることを忘れずに敷地内を散策しましょう。ゴミのポイ捨ては勿論、むやみやたらに触って場所を崩すような真似は禁止されています。

また、先述したように城跡内には拝所とされる場所が多くあります。季節行事関係なく、その場で手を合わせ静かに祈りを捧げている地元の方、または観光客の姿が年中見られるでしょう。その際は近くで騒いだり妨害をするようなことはせず、静かにできると良いですね。もし興味や勇気が湧けば、その人達を倣って手を合わせてみても良いでしょう。

訪れた人皆が気持ちよく楽しめるために、マナーを守ることは大前提です。

筆者
筆者

琉球を必死に生きた先人達も見た光景を体感できる、神聖な場所です。城跡でしか感じられない感情がきっとあります。これからも末永く守り続けていたい場所ですね。

まとめ

この記事では沖縄の観光地として定番の城跡の中から、オススメ城跡3選をご紹介していきました。

沖縄各地に多く存在する城跡はどれも同じと思われがちですが、しっかり見てみれば城跡ひとつひとつに違った歴史や造り、そこから見れる景色があります。

資料館が隣接されていたり詳しく情報が載せられたリーフレットが事前に配られたりするため、前もって歴史や情報を知った状態で敷地内を楽しめるのは勉強になるポイントです。沖縄の歴史に興味がある方や、お子さん連れの家族旅行ではとてもピッタリの場所になりますよね。

是非今回紹介した内容を参考にしながら、沖縄旅行&城跡巡りを楽しんでみてください。

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